AIと対話し、すべての疑問を解決しよう。

当サイトは、ChatGPTの情報をまとめた日本ユーザー向けのサイトです。
チャットGPTの登録方法や使い方など、初心者にも分かりやすい画像付きで解説しています。

詳しく知りたい方は、個別のトピックをご覧ください。
公式ページのリンクも、このページ内に掲載しています。

目次

ChatGPT(チャットGPT)とは?

 ChatGPTとは、OpenAIが開発した自然言語処理(NLP)モデルのチャット生成AIです。GPT(Generative Pre-trained Transformer)技術をベースにしており、大規模言語モデル(LLM)が搭載されています。
要するに、私たちが普段使う言葉で質問を入力すれば、ChatGPTが内容を理解して、膨大な情報のデータベースから、人間らしい会話形式で、AIが最適な文章を回答してくれます。

・2022年11月にリリースし、「2カ月で1億ユーザーを突破」して話題となりました。
 (日本の認知率は70%近いが、普及率(利用率)は15%ほどに留まる_2023年6月時点)
情報のデータベースは「2023年4月」までにWEB上にあったテキストデータです。
 (以前まで2021年9月までの情報しかありませんでしたが、アップデートにより2023年4月までの情報を学習しています。また有料版では、最新情報を基に回答します)

ChatGPTは、すでに多くの企業で採用されています。活用の事例としては、MicrosoftでCopilotという機能にChatGPTが組み込まれており、ウェブブラウザ「Edge」でアイコンをタップすると、手早くAIに質問できます。カスタマーサポートではFAQをAI化して業務を効率化したり、行政では文書作成の補助として導入され、科学研究にも活用されるなど、徐々にChatGPTが不可欠な存在となってきてます。
ChatGPTの登場により、AIの研究開発が盛んになっており、多くの企業がAI開発への出資を増やしています。また、AIを活用することで、従来のソリューション分野に新たに参加する企業も増えています。

ChatGPTの特徴

ChatGPTは、テキストベースで簡単に利用できるのが特徴です。対話形式で人間らしい自然な文章を作成します。そのためAI初心者でも、感覚的で簡単に使えます(他の生成AIでは、多くの場合でプロンプトという特殊なコードや文字による指示が必要です)。

また、最先端の人工知能を搭載しており、膨大なテキストデータを学習し、AIも継続的に学習するため、幅広い分野の知識があり、回答の精度が非常に高いのが強みです。
あまりに自然で高度な文章を生成できるので、大学の卒業論文などにChatGPTが利用されて問題となりました。教育機関や一部の業界は、ChatGPTの注意喚起や方針を表明しています。


当初は文章生成だけでしたが、音声認識、グラフの分析、画像生成など新たな機能が実装されており、今後も機能が拡充されていく予定です。

どこの会社が運営してるの?

ChatGPTは、OpenAI(オープンエーアイ)社が運営しており、創業はアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコです。他にも以下の拠点が設立されています。

・2023年6月28日に、イギリス・ロンドンに新しいオフィスを開設しました。
・2023年9月13日に、アイルランド・ダブリンに新しいオフィスを開設しました。
・2024年4月15日に、日本・東京に新しいオフィスを開設しました。
・OpenAIの設立には、イーロン・マスクサム・アルトマン、グレッグ・ブロックマン、イリヤ・スツケヴァー、ジョン・シュルマン、ヴォイチェフ・ザレンバ 他、多くの著名人が関わっています。
・OpenAIの目的は、人工一般知能(AGI)が全人類に利益をもたらすことです。

Chat GPTの仕組み

ChatGPTの仕組みは、次の通りです。

1.入力:ユーザーからの質問やプロンプト(役割の付与)がChatGPTに入力されます。

2.モデルの処理:各単語やフレーズを数値(具体的にはベクトル)に変換し、それらを文脈や言葉の意味を理解出来るようにする、クラウド上の特別なネットワーク(トランスフォーマーネットワーク)に送ります

3.ネットワークは届いた情報に基づいて、次に生成すべき単語の確率を計算します。

4.出力生成:モデルはその確率に基づいて、最適な次の単語を選びますこれを何度も繰り返し、全体の回答を生成します。


コンテンツ

ChatGPTの登録方法や使い方を紹介

ChatGPT初心者は、この記事で使い方を学びましょう。ChatGPTの会員登録から、使い始めるところまで画像付きでやさしく解説しています。

ChatGPTの料金体系

有料会員に登録すべきか、どのような機能があるのか紹介しています。この記事を読んで、有料会員になるか判断してみてください。

ChatGPTのオプションについて解説

ChatGPTの便利な機能を使おう!日本語設定や条件付け、セキュリティの設定など、ChatGPTを使うなら、一度は見るべき情報を載せています。

トラブルの対処法について

ChatGPTにログインできない、使えない時の対処法を教えます。困ったときの助けになるでしょう。

ChatGPTを日本語で使う方法

ChatGPTは英語サイトだから、使いづらいと感じていませんか?ChatGPTは多くの言語に対応しており、日本語にも設定できます。日本ユーザー向けに記事を掲載!

ChatGPTアプリ版の使い方

ChatGPTにアプリ版があるのをご存じですか?実はアプリ版でしか使えない機能もあります。まるでコンシェルジュのようなアプリの使い方を、ぜひ覚えてください。

ChatGPT APIの登録方法や使い方を紹介

開発者向けのChatGPT APIを完全解説。
基本的な使い方やapi key(apiキー)の取得方法、料金体系、pythonでの活用など、画像付きで分かりやすく解説しています。

GPT-4,ChatGPT Plusのサムネイル画像

有料プランであるChatGPT Plusを解説。
その他のモデルとの比較や、料金体系、使い方などを画像付きで分かりやすく解説しています。

GPT-4oのサムネイル画像

現在、ChatGPTの最強モデルであるGPT-4o(オムニ)。他のAIを圧倒するGPT-4oについて、本記事で全貌を解説しています。

ChatGPTメモリ機能のサムネイル

ChatGPTにメモリ機能が搭載されました。過去の会話を学習し、あなたの好みや思考に合う回答をします。より進化したChatGPTを体感してみてください。

画像生成、dalle3のサムネイル
Advanced data analysisのサムネイル
GPTsのサムネイル

ChatGPT(チャットgpt)は、インターネット上の大量のデータから、あなたの質問に答え、ビジネス資料から小説の執筆まで、幅広く対応するAIチャットボットです(公式サイトはコチラ)。資料作成や企業のDX支援など、幅広く活用されています。また有料機能に備わっているプラグインを使えば、画像作成やPowerPoint、Excelの表作成などが可能です。有料プランを利用する前に、当サイトで事前に確認してみてください。



ChatGPT 最新ニュース【OpenAI】

OpenAIの公式ページから発表された、ChatGPTに関する最新ニュースを紹介
(分かりやすく要約して掲載しています。OpenAI社が公式発表しているページはコチラ
 ※右端の▼マークを押せば、本文が開きます。

【OpenAIの次世代AIモデル「GPT-NEXT」とは?ストロベリー・オリオン徹底解説!】
【関連サムネイル】OpenAIが東京オフィスを開設
「SearchGPT(サーチgpt)」のサムネイル
2024年7月18日_GPT-3.5が終了し、「GPT-4o Mini(ミニ)」が登場。コストパフォーマンスは過去最大。

OpenAIは、これまで無料プランだったGPT-3.5のサービスを終了し、新たな無料プラン「GPT-4o mini」を発表しました。
旧プランと同様に、GPT-4o miniも全て無料で、パフォーマンスも高く、最もコスト効率の高いAIモデルと言われています。
またAPI利用でもGPT-3.5と比べてコストが大幅に安く、入力コストは100万トークンあたり15セント、出力コストは60セントです。

■様々な性能テストの結果(左端の赤色が「GPT-4o mini」のスコア)

GPT-4o Miniの性能テスト

画像出典元:OpenAI

他の多くの小型モデルよりも高い成績です。GPT-4o miniは複数のタスクを同時に処理したり、大量のデータをリアルタイムで扱うことができるため、さまざまな用途で活躍します。
またGPT-4o miniは旧GPT-3.5とは違い、テキストと画像の処理に対応しています。将来的にはビデオや音声も扱えるようになる予定です。そのため多くのアプリケーションでの利用が期待されます。

安全性については、開発中にはヘイトスピーチや個人情報の取り扱いに注意を払っています。また強化学習と人間のフィードバックを活用して、モデルの応答が正確で信頼性の高いアウトプットを出せるようにしています。

GPT-4o miniはすでに利用可能です(ChatGPT画面では、すでにGPT-3.5は無くなっており、代わりにGPT-4o miniが表示されています)。開発者はAPIを通じてアクセスできます。標準的な書籍の2,500ページ分の入力で約15セント、出力で60セントと非常にリーズナブルな価格設定です。

2024年6月10日_OpenAIとAppleが提携。Apple製品へChatGPTを搭載。

OpenAIとAppleが提携を発表。2024年後半には、Appleの「iOS、iPadOS、macOS」「ChatGPT」が搭載されます。
ChatGPTが搭載されると、以下のメリットがあります。
■搭載される機能
・ChatGPTのアプリやブラウザを開けなくても、ChatGPTが使えるので手間がかかりません。
Siriと連携します。これまで通りユーザーがSiriに質問をすると、ChatGPTのような高精度な回答をします。
・メールやチャットなどで、ChatGPTを使い文章を作成できます。また画像の作成も簡単にできます。

またプライバシーに関しては、以下のように定められています。
・SiriやライティングツールでChatGPTを利用する際、リクエストはOpenAIに保存されず、ユーザーのIPアドレスも隠されます。
・ユーザーがChatGPTアカウントを接続する場合、そのデータ設定はChatGPTのポリシーに基づいて適用されます。

搭載されたChatGPTを使うのはもちろん無料ですが、有料会員はアカウントを連携することで、ChatGPTの有料機能が使えるとのこと。

■OpenAIのCEO、サム・アルトマン氏のコメント
「Appleとの提携により、ChatGPTを新しい形でユーザーに提供できることを嬉しく思います。Appleは安全性とイノベーションに対する我々の取り組みを共有しており、この提携は高度なAIを誰もが利用できるようにするというOpenAIの使命と一致しています。Appleとの協力により、AIの利便性をより多くの人々に提供していきます。」

■まとめ
ChatGPTが搭載されることで、ユーザーは検索より会話形式で調べる機会が増えるでしょう。
またカメラ機能を使い「これはなんて動物?」「この機械の直し方を調べて」など、日常で使う機会が大幅に増えると予想されます。近い将来には、AIはもっと私たちの身近なものになるでしょう。

2024年3月8日_OpenAI、取締役会の新メンバーを発表

OpenAIは、取締役会にスー・デズモンド・ヘルマン博士ニコール・セリグマンフィジー・シモの3人の新メンバーを迎え、CEOのサム・アルトマンが取締役に復帰すると発表しました。これらの新メンバーは、テクノロジー、非営利団体、規制環境に関する豊富な経験を持っています。彼らは、OpenAIの成長を監督し、人工知能が全人類に利益をもたらすという使命を追求することに貢献すると期待されています。

スー・デズモンド・ヘルマン博士は、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の元CEOであり、医師でもあります。彼女は、ジェネンテック社で遺伝子標的抗がん剤の開発を指導した経験も持っています。

ニコール・セリグマンは、弁護士であり、ソニー株式会社の元副社長兼法務顧問です。彼女は、法務およびコンプライアンスの問題を監督し、ソニー企業のいくつかの上級指導的地位を歴任しました。

フィジー・シモは、コンシューマーテクノロジー業界のベテランであり、Instacartの最高経営責任者兼会長です。彼女は、Facebookでニュースフィードやストーリーなどの重要な機能を監督してきました。

これらの新メンバーの加入は、OpenAIの経営陣を強化し、同社の野心的な目標を実現するための重要なステップとなるでしょう。

■まとめ
これらの新しい取締役メンバーは、それぞれ異なる分野での豊富な経験と実績を持っており、OpenAIの取り組みに多様な視点と専門知識をもたらすことができるでしょう。特に、人工知能の開発と応用においては、倫理的および社会的な課題が重要視されるため、これらの経験豊かなリーダーたちが、技術的な進歩とともに、それらの課題への対応にも貢献できることが期待されます。全体として、OpenAIの取締役会の強化は、同社の長期的な成功に向けた前向きな一歩と言えるでしょう。

2024年2月14日_「国家関連の攻撃者による、 悪意あるAI使用を阻止」

OpenAIは、日々の生活を改善し、難しい問題を解決するためにAIツールを作っています。しかし、悪意のある人たちがこのAIツールを使って、人々に害を与えようとしていました。特に国家関連の攻撃者(※)は、お金や技術、人材が豊富で、インターネット世界やリアルな人々の安全に大きな危険をもたらす場合があります。

Microsoftの協力を得て、OpenAIは悪意のある5つの国家関連グループの活動を妨害しました。これらのグループは、OpenAIのサービスを使って、情報を探したり、翻訳したり、コードのエラーを見つけたり、簡単なプログラミングを作ろうとしました。
具体例としては、会社のセキュリティツールを調べたり、コードを修正したり、フィッシング(詐欺メールを送ること)に使う内容を作っていました。他にも、技術文書の翻訳や、情報機関に関する公開情報を取得していました。

OpenAIは、OpenAIのプラットフォーム(基盤やシステム)の悪用を防ぐために、さまざまな取り組みを行っています。たとえば、悪い行為を発見して活動を止めさせたり、他の企業や組織と情報を交換したり、安全対策について改善をしています。

ほとんどの人は、日々の生活を良くするためにOpenAIのシステムを使っています。でも、少数の悪い人たちの活動を防ぐために、OpenAIはみんなが安心して利用できるように努力を続けています。

※ChatGPTまとめ より補足
・国家関連の攻撃者とは、特定の国家や政府によって支援されたり、国家の利益のために行動する個人や組織を指します。これらの攻撃者は、政治的、経済的、軍事的な目的のために、サイバースパイ活動、情報収集、サイバー攻撃、プロパガンダ拡散などの活動に従事することがあります。彼らは高度な技術的能力を持ち、しばしば国家の資源を活用して、標的となる組織や国家に対して複雑で持続的なサイバー攻撃を行うことがあります。

2024年2月13日_「ChatGPT のメモリと新しいコントロール」

ChatGPT は、チャットをより役立つものにするために、話し合ったことを記憶する「メモリ機能」をテストしています。ChatGPT のメモリ機能は、ユーザーが制御できます。
メモリ機能により、同じ情報を何度も入力する必要がなくなり、会話がスムーズになります。メモリ機能は、ユーザーが必要に応じてオン・オフを切り替えたり、覚えた内容を忘れるように指示できます。

たとえば、会議の要約の仕方や、あなたが経営するカフェについてChatGPTに伝えると、次回から覚えた情報を活用して回答します。また、子供の好きなものや、教育のスタイルに関する情報など、さまざまな事を覚えておくことができます。

メモリ機能はまだテスト段階で、一部のユーザーにのみ提供されています。今後さらに多くのユーザーに展開される予定です。

メモリ機能はプライバシーにも配慮されており、特定の情報を覚えるかどうかはユーザーが選択できます。また、企業や団体で利用しているユーザーにとっては、仕事の効率化に役立つ機能です。

GPT(GPTビルダーで作成もしくはGPTsに公開されているカスタムGPTのこと)には独自のメモリ機能を設定できます。つまり、GPTビルダーで作成するGPTには、メモリ機能によって覚える・覚えない内容を自由に設定できます。これにより、例えば本に関する推薦など、よりパーソナライズされた対話が可能になります。

このメモリ機能により、ChatGPTはより便利でパーソナライズされた対話を提供できるようになることが期待されています。

ChatGPTが出来ること

ChatGPTは、あなたの疑問に答えたり、文章を書いたりすることができる便利なツールです。
以下に、その具体例を紹介します(無料版で使える範囲の活用例を出しています)。

1.質問への回答:「IT初心者がプログラミングを覚える一番簡単な方法を教えて」「やさしい筋トレのメニューと食事のレシピを教えて」「ロケットはどのような構造で飛ぶのですか?」など、あらゆる質問に対して回答します。一般的・普遍的な回答をするため、独自性は低いです。

2.文章作成のサポート:「メールマガジンの編集部として、著者が作成した取材記事の草稿を校正して」「最新の化粧水に関する、人気ランキングのブログ記事の構成を考えて」「魔法とお菓子作りの短編小説を書いて」など、ビジネスから小説まで、幅広い文章作成のサポートができます。

3.翻訳や要約:「以下の英語の文章を、日本語に翻訳して」「以下の経済論文を要約して、趣旨を教えて」など、文章の翻訳や要約などが可能です。対応している言語は英語、中国語、フランス語 等々、あらゆる言語に対応しています。

4.企画書の作成:「子供向け英語コーチングについて、学習塾を運営する企業にプレゼンするので、パワーポイント10枚程度の構成案を考えて」「以下の設備導入に関する予算稟議書を300文字程度で作成して」など、企画書やプレゼン資料作りのサポートとして活用できます。

5.プログラミングの生成:「買い物リストを簡単に作成、編集、削除できるようなアプリを作成して。プログラミング言語はPythonで書いて」など、案に基づくプログラムを作成してくれます。

6.間違いの訂正:「以下のビジネスメール内の誤字、脱字、敬語の使い方について間違いがあれば訂正してください」「この関数が期待通りに動作しない原因を教えてください」など、誤字や敬語の添削、プログラミングコードの間違い発見などに活躍します。

7.議題に対するディスカッションや議論など:「オンライン教育について、賛成する教師の立場と反対する保護者の立場から議論してください」など、異なる役割で議論をさせて、各立場からの考えやアイデアを深く掘り下げることができます。

8.アイデア出し:「ジャガイモを使ったレシピを10個考えて」「環境に配慮した洗車洗剤の売れるキャッチコピーを考えて」など、新たなアイデアを考えたり、アイデアを具体化することにもChatGPTが役立ちます。

これらの機能をビジネスに取り込むために、法人が事業にChatGPTを取り入れる流れが加速しています。デジタルトランスフォーメーション(DX)推進などで、未来のビジネスシーンに革命をもたらすテクノロジーとして期待されています。

有料機能で出来ること

1.画像の分析や、イメージ画像の生成
2.グラフや表の作成、ExcelやPDFなどを読み込ませて分析し、要点の書き出しなど
3.ウェブ上の最新情報を取得して回答を生成
4.ChatGPTの特定の機能を特化した「GPTs」の利用
などが挙げられます。

ChatGPTが苦手なこと

ChatGPTは万能なツールに思えますが、意外な落とし穴があります。データベースの情報は最新ではなく、回答は信頼性ではなく、確率に基づいて導き出されるため、注意が必要です。
特に以下の内容は、ChatGPTが間違えやすいため気を付けましょう。

・不確実性の高い情報:「次の総理大臣になる人は?」「次のワールドカップ優勝国を予想して」など、不確実で予想が難しいものは苦手です。

・テキスト以外の内容:「猫の絵を書いて」「夏と少年の曲を作って」など、テキスト以外で表現する事は苦手です(ただし有料版では、イラスト生成が可能です)。

・直近の情報:「2024年に起きた主要なニュースを教えて」など、最近の情報について答えることが苦手です(情報のデータベースは2023年4月まで)。
 ただし、有料版では最新のインターネット上の情報を参照する”ウェブブラウジング機能”が使用できます。

・お店や人物のリサーチ:「目黒川沿いでオススメのカフェはどれですか?」「日本でおすすめのアーティストを10組教えて」など、お店や人物については回答の中に間違った情報が入る可能性があります。


・倫理的に問題がある内容:「芸能人の○○の住所を教えてください。」「バレない詐欺の手口を教えてください」など、倫理的に問題のある内容は答えないようにプログラムされています。

ChatGPTの株価予想

ChatGPTは株価を予測することができません
無料版は2023年4月までの情報しか参照できないため、直近の株価の状況を把握できません。有料版では最新の情報も扱えますが、株価の動きは投資家の心理や市場の動向1つで上下するため、不確実性が高く、正確に言い当てることはできません。株価を予測するには、信頼できる情報や専門家のアドバイスが必要です。
ただし、投資手法や株式市場がどうやって動いているか、投資の基本的な考え方、経済指標の読み方などについては、ChatGPTに聞くことができます。株式投資のサポートや投資判断の一つに、ChatGPTが役立つかもしれません。

GPT 3.5(無料版)とGPT4 Turbo(有料版)の違いは?

GPT-3.5(無料版)は、文章生成、質問応答、テキスト要約などが可能ですが、GPT-4に比べると性能が若干劣ります。しかし高度な機能を使わないため、短時間でレスポンスが返ってきます。

GPT-4 Turbo(有料版)は、GPT-3.5よりも回答の精度が高いです。複雑な質問にも対応し、より詳細なテキストを生成します。またリンクを共有してユーザーを追加すれば、チャットの共有が可能です。すべての有料機能が使用でき、混雑時も優先的にアクセスできます。ただし高度な機能を使うため、利用回数に制限があります(3時間で40メッセージ)。

利用目的を明確にしよう

ChatGPTで何を実施したいか、目的をはっきりさせましょう。通常、簡単な文章を作成する程度なら、どのジャンルでも無料プランで十分な回答を得られます。一方で、ビジネスや執筆活動での質の高いサポート、画像生成やグラフ作成など、より高度な課題に対応する機能を求める場合は、有料プランがおすすめです。計画的にプランを選びましょう。

利用頻度を考える

無料プランは利用回数(リクエスト数)に制限がないものの、混雑時には利用が一時的に停止されることがあります。また、有料プランに比べて応答品質が落ちる場合も。有料プランでは、3時間に40メッセージまでという制限がありますが、その範囲内であれば快適に利用できます。個人で頻繁に利用する場合は、GPT4(有料機能)とGPT3.5(無料機能)を使い分けましょう。団体・企業で仕事などの利用を考えているなら、TeamやEnterpriseプランが適しています。

必要な機能をチェック

画像生成やグラフ作成、最新情報の参照など、特定の機能が必要な場合は、それらを提供する有料プランを選びましょう。有料プランでしか使えない特定の機能があるので、事前にチェックが必要です。

セキュリティを重視

ビジネス利用や重要な情報を扱う場合、セキュリティは重要なポイントです。Team(チーム)やEnterprise(エンタープライス)プランは、個人向けプランよりも高度なセキュリティ機能を提供しています。必要に応じて、セキュリティへの影響も考慮してプランを選びましょう。
2023年1月にAmazonは、機密情報の安全性を考慮しChatGPTを禁止しました。 禁止した理由は、社員がChatGPTに機密情報を入力し、これをアルゴリズムが学習し、その情報が社外に漏れるリスクを懸念したためです。


ChatGPTの料金プラン選びは、利用目的、利用頻度、必要な機能、セキュリティといったポイントが重要です。


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